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高雄市の爆発 住民ら徹夜で救助活動

2014年08月01日

【新唐人2014年8月1日】1日午前0時前、台湾南部の高雄市前鎮区、苓雅区で大規模な爆発がありました。現場では猛烈な勢いの火柱が走り、道路が陥没し、通行人が生き埋めになりました。現場付近の住民らは夜通しで生存者を探し、救助にあたりました。

 

現場付近の住民

「誰か、まだ手袋持っていますか?」

 

深夜、住民10数人が、消防士らと共にがれきの中に埋もれている人を救助しています。爆発現場では、路面が陥没し、車も吹き飛んで横転しています。災難から逃れた住民らが救助に加わりました。

 

住民 方さん

「目下 30数人がボランティアをしています。まるで地震のようです。窓を開けるとガスの臭いがしました。ガスが爆発したと聞きました。三多路のほとんどが陥没し、我々は支援に来ています」

 

住民 張さん

「多くの死者が溝の中にいます。11時40分から爆発が起き、私は20秒の差で逃れました」

 

道路脇には、複数の犠牲者の遺体が置かれています。そばでは、犠牲者の家族が悲しみに暮れています。

 

住民 王さん

「今 妻のバイクを探しています。バイクは…」

 

王さんは、妻と息子がまだ帰宅していないため、病院や事故現場付近を探しまわっています。

 

住民 王さん

「妻と子どもがまだ帰宅していません。地震かと思いましたが、爆発が起きたと知り、絶望しました。12時からずっと探しています。大病院は全部回りました」

 

爆発によって、すでに25人が死亡、267人が負傷しています。消火にあたっていた消防士4人も巻き込まれて死亡しました。前鎮区と苓雅区の住民らは徹夜で、助け合いながら犠牲者を探し、奇跡が起きる事を祈っています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/01/a1127279.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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